ドリアン研修日記⑥
旅立ちの日。残り僅かな貴重な時間。笑いの絶えない良い時間でした。
今日の師匠の名言
「アルコールは脚で消化する」
「恋は回数じゃない」
それと「つかはらくんが幸せになってくれたらそれが本当に嬉しい」そう言って握手してくれた師匠の手は温かくて、分厚くて、優しさに溢れていました。またすぐに会えるだろうと思いつつ、いろんなことが思い返されて。
人として、職人として、男として、本当に尊敬できる素晴らしい方です。本気でこの人になりたいと思える人と出会えたことは、ぼくの中のいろんなことを変えてくれました。
職人としての技術や知識はまだまだです。でも、師匠とふたりで過ごした貴重な時間は、ぼくの中に確かな芯を作ってくれました。目の前に真っ直ぐにのびたその道さえ視界に捉えていれば、多少横に逸れようとも自信を持って前進できます。
行けばわかる。行けばわかるさ。
ぼくの中のリトル師匠が、この先何度となくぶつかる壁の前に立っても、確かな指針となってくれると信じています。
周りが思うほどあっという間ではなかった、濃密な5ヶ月間。広島の方々を好きになり過ぎてしまったから、その分辛いです。寂しさをグッと抑えながら、尾道へ向かう電車に乗っています。
きっとまた会いましょう。会いに行きます。この言葉ばかりになってしまいますが、本当にありがとうございました。
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