パン屋になるため旅をする

パン屋になるため旅をする⑧

熊本へ帰ってきました。生まれ育った場所ではないけど、やっぱりなんだか安心します。遠回りして、約120km。歩くにはたいした距離じゃないんでしょうが、コンクリートのアップダウンと15kgのバックパックですっかり足がパンパンになってしまいました。

コッペパンみたいです。ぼくは、ハード系が好き(パンの話)ですが、最後までよく動いてくれたコッペパンはなんだか愛おしいです。

旅の途中、帰ったらpegへ来て色々と話したいと思っていた時に、ひろみさんから連絡が来ました。とうとう念が使えるようになりました。

話がしたいと思ったのは、道中でひろみさんの知り合いに会ったり会話の中で何度か名前が出てきたことと、年が明けて定休日を増やしていたので、そのことについても色々と話したかったんだと思います。

定休日のこととか、かなり悩んで決められたんだと思いますが、ぼくは正直嬉しかったです。お休みの効果が絶大なことは、ドリアンで身をもって経験しているので。

きっとpegを愛してるお客さんも、しっかり休んで体調整えて、長く楽しく料理を作って欲しいと思っているばすです。昨日、長くお店にいてpegには素敵なお客さんがしっかりいるなって感じました。

ぼくは、師匠がそうしているように、同じ方向を向いている人には惜しみなく何でも伝えたいって思います。職種関係なく。ドリアンで経験したことで何か役に立てるなら。

まだ独立もしてないですし、研修を終えただけで結果を出しているわけでもないので、おこがましい気もするんですけど、この経験を自分の中だけに留めておくのはもったいないなと思っています。

なので、昨晩もつい熱くなってしまいました。(働き方の話をしていたのに遅くなってすみません)でも、ひろみさんなら受け入れてくれると、引き出しパンパン開けました。師匠のおかげでまだ引き出しありますが。下ネタが入ってる引き出しもあります。

ぼくは、ひろみさんが外車乗り回すぐらい余裕があって欲しいなと勝手に思っています。(その前にぼくは師匠に外車5台持つぐらい成功してくれないと困ると言われてます)外車の必要は全くないんですが、次の世代から見て夢のある職業であるべきだと思ってます。

飲食業には、世の中を変えられる要素がたくさん詰まっていると思いますし、お金だけじゃない、感謝とか繋がりをもらえる楽しい仕事です。そんな素敵な仕事が、若い世代から見て憧れの存在ではないのだとしたら、すごく悲しいことです。

次の世代へ繋げるためにも、ぼくらの世代が背中で見せていくべきなんだと思います。ぼくのコッペパン(下ネタじゃないです)はとうぶん歩くことすらままならないのですが。バゲット(足の話です)に戻ったら、しっかりじっくり歩いて行きたいと思います。

次の投稿で旅のまとめなんかを書きたいと思います。歩いた時間が長過ぎて、たくさんくだらないことを思いついたので、楽しみにしていてください。

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