パン屋になるため旅をする

パン屋になるため旅をする⑤

15kgほどのリュックを背負って約40kmを歩きました。こんなに体が痛むんですね。疲れない良い方法があったら教えてください。疲れ過ぎて何故か箸もまともに持てず、餃子を食べるのにも手こずる始末。けれど、なんとか辿り着けた時のビールと餃子の味は格別でした。

スペインでもそんな体験ができると思うと、いろんな意味でゾクゾクします。

娘娘さんの店主の背中、あまりに素敵で見惚れてしまいました。接客も、あさっりからの素敵な笑顔とお気をつけての一言に、もうメロメロでした。

接客ってそれぐらいで良いんでしょうね。美味しい餃子にしっかり対価を支払って、お店とお客はイーブンです。ありがとうにありがとうと返せたら、きっとみんながハッピーです。

今日は、最高な1日のスタートからのまさかの苦行だった8時間。一次情報の大切さを痛感した1日でした。

歩いてみて思ったこと。

荷物は極力減らそう。
ビストロ割烹って何屋さんなんだろう。
伊能忠敬は多分宇宙人。
歩くのに飽きたらどうしたら良いのか。
歩みを止めたら目的地には着かない。
大きなリュックはベルトで調整すると当たりどころが変わる。
怪我を避けるために一歩を大切にする。

あと、地図には見えない起伏というものが現実には存在すること。それはまるで人生にように。平坦だと思っていた道に、実は起伏があって、でもだからこそ乗り越えられた時の達成感が半端ではない。恋愛もしかりです。多分。

明日は、本気で起きれそうにないです。ぼくの体が弱過ぎるんでしょうか。最悪、リタイアすることも考えてます。行くも勇気、逃げるも勇気。

今日は、朝から美味しいラテを淹れてくださったtweener coffeeのザッキーさんと、とっても美味しいグラノーラを分けてくださったフラクタスの成田さんのおかげでなんとかゴールできました。それと、心配して連絡をくださった皆様も、ありがとうございました。

どうが旅が終わりませんように。

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