北の国から

北の国から④

日々畑仕事、休日には十勝の小麦畑も見学させてもらいました。
土と近い生活。有意義な時間。
体中ブヨに噛まれて、もはやどこが痒いかわかんないけど、なんだか幸せです。

小麦やライ麦のこと、パン屋さんで長らく働いていたのに知らないことがまだまだで。
畑へ行く大切さをより感じました。
農家さんの苦労も肌で感じられると、小麦一粒のありがたみが違ってきます。

こっちに来てから、平日は主に畑仕事。
ブロッコリーや絹さやの収穫です。
8時間、長い時で12時間。もはやパン職人であることを忘れそう。それも良いかも。
畑に立っていると面白いことが浮かんだりします。ワクワクする人生プランとか。
色々と見えてくることもあります。

以前パン屋さんで働いていた頃、長時間労働とプレッシャーで不眠症になり、長く悩まされてきました。
でも、(多分)農作業の効果ですっかり良く眠れています。

朝5時から始まる収穫で、朝日をたっぷり浴びてること(日の出から3時間以内の日差しに幸せホルモンのオキシトシンを増やす効果)。
収穫に集中していると、時々瞑想状態みたいにもなります。
この2つが大きな理由じゃないかと思ってます。
慣れてきたら、重労働の疲れも心地良い。

とはいえ、日差しの強烈な日も嵐のような雨の日も、野菜達は待ってくれないわけで。
ぼくより更に長く働いている農家さんには、本当に頭が下がります。
少しでも、その大変さを感じることができて良かった。

もし日本中の人達が農業を体験したら、食に対する意識や食糧廃棄の問題も変わってくるんじゃないかと思います。
人手不足で悩む農家さんも助かるわけですし。

いま住んでる喜茂別町は、かなり人口の少ない町です。
当然農家さんの人手も足りてません。
2ヶ所の農家さんでお世話になってますが、引っ張りだこです。
こんなに人に必要とされたことってなかなか無いから、嬉しいし、生きてる実感がすごいです。

短い夏を楽しむ農家さんの宴は豪快で、忙しくても、疲れてても、次の日仕事でも、とにかくよく飲みます。
しょっちゅうご馳走になっていて、すっかり喜茂別町の一員。
重労働のあとの、ジンギスカンとルービーはコイサーです。

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