パン屋になるため旅をする

パン屋になるため旅をする④

博多に来ました。熊本までもう少し。明朝、博多を出発して熊本を目指します。ここからは徒歩で。大きなリュックを背負った大きな男がいたら、多分ツカノマパンです。

スペインヘ向けての修行です。35歳、遅くきた青春ですね。

博多に着いて、やっぱり都会だなって感じます。久しぶりの人混み。すれ違う人が美人ばかりで下を向きたくなります。岡山も美人ばかりでした。広島も熊本も。日本って素敵ですね。

日本を旅してるだけでもいろんな事が見えてきます。師匠は、女性の顔を見てだいたい出身がわかるらしいです。ぼくも少し会得してきました。

コロナさんへの対応も県によって違うなって感じます。福岡の地下鉄は、かなり気を使ってる様子でした。でも、飲食店さんは賑わってました。

以前、たまたま飲み屋でお会いして、初めて伺った捏製作所さん。平日の夜なのにほぼ満席で、活気に溢れていました。お酒と料理の相性が抜群で、お酒を愛してらっしゃるのが、ヒシヒシと伝わりました。竹鶴のお燗とふたりの柔らかい接客に、身体がほぐれてユルユルで。燗酒ってつける人でこんなに違うんですね。初体験。

福岡へ来たら必ず伺うのが、珈琲花坂さんです。単純に花坂さんの珈琲が一番好きで、ガトーショコラがびっくりするほど美味しいです。博多の人混みに疲れてここにたどり着くと、全ての疲れが抜ける気がします。

それに、花坂さんとお話をしていると、背筋が正される。花坂さんは、一本芯が通っているので、自分の中に散らばった考えが整理されます。珈琲もそんな雰囲気です。芯があるけど優しい。花坂さんの珈琲みたいなパンが焼けたらなって思いました。

混沌とした世の中ですが、芯のある人は動じず冷静に、すべきことをしてるいる気がします。

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